街の本屋は絶滅危惧種か

本グルメに捧げる秘話と裏ばなし

決めました(ブックフォーラム本山7)

「この際だから、正直にお話しますが」と、こちらから切り出しました。実は、昨日大阪屋を訪れたことを正直に話しました。

そして、駅の北側の本屋、甲南堂に仁義を切らねばならないと言われたこと、儲からないと言われたことを話しました。

真面目な顔で聞いていた二人のうち、田中さんが「甲南堂さんに、挨拶していただく必要はありません。この業界は自由競争ですから、どこへ出店しようと問題ありません」工藤部長も黙って頷いています。

「小遣い程度は稼げます」ポツリと工藤部長が言いました。工藤部長から笑顔が消えて口が心持ち歪(ゆが)んでいます。

余り儲からないというのが、大阪屋の見解、小遣い程度は稼げるというのが、キクヤ図書販売の見解。

考えようによっては、同じことを言っているように思えます。同じことを表から見ているか、裏から見ているかの違いだけのことなのかも知れません。しかし、儲かるか儲からないかは、天と地ほどの違いがあります。

決めました。キクヤ図書販売に。(続く)

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☆九十歳。何がめでたい 佐藤愛子 小学館 

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このミステリーがすごい! 宝島社 

このミステリーがすごい! 2017年版

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☆えんとつ町のプペル にしのあきひろ 幻冬舎

えんとつ町のプペル

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☆見てる、知ってる、考えてる  中島芭旺 サンマーク出版

見てる、知ってる、考えてる

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☆100歳の精神科医がみつけた こころの匙加減  高橋幸枝 飛鳥新社

100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減

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